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現在の供養の状況について
現在の日本における「位牌」の原点は、鎌倉時代に禅宗が寺院に伝えた板牌が起源です。
14世紀になると板牌は位牌となり、使用は皇族・武家に広がりました。
当初は法要に使用されましたが江戸時代になると庶民の葬儀で使われるようになりました。
一般に仏壇に位牌を納めたのは、江戸時代の後半頃とされています。
つまり、位牌のかたちは変化してきましたが、位牌は亡き人の姿・御霊であり心の拠り所として変わらず守られてきたものです。
現在、生活様式も変わり居住空間も変わり仏壇も変化してきました。
そこで新しいかたちのお位牌として提供するのが、遺影と位牌が一体化した「遺影牌」です。
遺影牌は、最終的には松見寺でお引き受けして、永代にわたり供養されます。
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